龍空(ルーク)先生

革命の末に<3>(過去生)

2020/12/05 17:18

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時代はまさに転換期でした。

ゆっくりと、でも確実に歯車はまわっていました。
後戻りは出来ない。

そんな時代でした。



気がつくと彼はまとめ役として
青年達のリーダーになっていました。
(当時はそういう青年の集団が乱立し、いくつもあったようでした)

彼には高い理想がありました。


彼には自分の想いをわかりやすく、
静かに、けれども熱く伝える力がありました。


『なぜ、団結することが必要なのか』

『何が正しくて、何が間違いなのか』

『そのために、今何をすべきなのか』

そしてまた、仲間達は
たとえ彼の言っていることが理解できなくても、その勢いと時代の流れの躍動感で彼に賛同していました。


しかし実際には、
彼は本当に思っていることは心の底にしまったまま、誰にも伝えませんでした。


『どうせ、俺が求める理想など
 誰にもわからないだろう』

『自分の行動自体には嘘はない。

そのために努力もしている。』


でも、本当のことを言うと、
彼にとってはそれさえも
どうでもよかったのです。


彼の想いの元となっているのは、
少年の頃に脳裏に焼きついた
こん棒でたたかれる人々でした。

そして、夕陽のなかを歩いていく
自分たち親子の姿でした。


『結局、どんなに努力をしても、
 二度とあの頃には戻れない』


理想を掲げ、仲間の信頼を集めている自分。

そして一方で、
全てにおいて打算的な自分。

『ある意味、仲間は自分にだまされているのではないだろうか』

ふとそんな想いに駆られることもあったようです。



そこで、彼に従って
そばで彼をサポートしている仲間の女性が見えてきました。
(瞳を覗くと、あっ、これは、共通の友人である○○さん)

彼女は元々自分自身の意見を持っていました。
けれど、彼のカリスマ性と、そばにいる安心感から彼に従うようになり、いつの間にか自分の考えはあまり持たないようになっていました。

それならそれで良いと考えていたようです。





革命の時代。

『何が正しくて、何が正しくないか』なんて
 本当は誰にもわかりませんでした。

彼にも。彼女にも。


『新しい時代』とか『思想』とか
『民衆のため』だとかみんな色々叫んでいたけれど、結局は誰もが勢いのあるエネルギーに流されていました。

龍空(ルーク)先生

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