暦の上ではもう春ですが まだ枯れ木が多く肌寒さを感じてしまいます。 そのような中、春はそこまできているよと 一足先に可愛らしく咲いた梅の花は 小鳥や虫たちのおなかを満たし ここからまたおいしい蜜がたくさん食べられるよ 楽しみだねぇと 生き物たちに希望を与えているようです。 ただ、植物は、誰かのために 献身的に花を咲かせるわけではありません。 受粉という目的を、強制的にではなく 自発的に果たしてもらうために 甘い蜜を用意し良い香りを放っているので なかなかしたたかです。 でもそれは、生き物たちの 大切な栄養になるだけではなく 人の目も楽しませて 結果的に皆の喜びになっています。 そこには、単に目的を果たすためではなく 他者への礼儀やおもてなしを感じるほどです。 受粉できなかったらどうしようと 不安になり蜜が苦くなったり 花粉運ばなければ痛い目に合わすぞと 刺激臭を放つことなく ただ淡々と自分の中での 最善を尽くしているだけなのですね。 もしかしたら、長年の経験で 木々や花々はレシピを変えて よりおいしく魅力的になって 日々進化しているのかもしれません。 春分の日を迎え、ここからまた1年が始まります。 何となく毎日が平坦で なかなかうまく行かないと思いながらも 日々やり続けてゆくことは 人の身としてはなかなかつらいことです。 結果を急がず、不安に振り回されず 今日できる最善を淡々と重ねていく先に 気付けばやがて誰かの栄養になり あなたの周囲の景色を美しくする日が訪れるのでしょう。 それでも結構冬が長い気がすると もやもやするときには いつでもお話にいらしてくださいね♪ 良い週末と素敵な1週間をお過ごしください。
