急にポカポカ陽気になったと思ったら 桜が咲いてくれました。 毎年見ているはずなのに 今年の桜が今まで見た中できっと一番見事だと 毎回思います。 子供のころは、春になったらピンクの綿あめみたいに ふんわり咲く桜がただただ綺麗で 風に乗ってひらひらと舞い降りてくる 花びらをキャッチをしたり 地面の花びらがもったいなくて 拾って箱に詰めたり、太い幹に抱きついたりして よく一緒に遊んでもらいました。 明るく温かで、優しい思い出です。 年を重ねるにつれ、日々の忙しさで いつしか関わる花から 遠くから眺める美しい景色となりましたが 子供のころに遊んでもらった 楽しかった懐かしい記憶がよみがえってきます。 そのような時、自然の中の通信網はとても発達していて もしかしたら あぁ、あの時の子供がここで元気にしているよ、と 小鳥や虫たち、木々のおしゃべりが 風に乗って地元の桜の木に伝わり 親戚のように 見守ってくれているような気持ちになります。 以前、異常気象で冬に咲いてしまった 桜のニュースをみました。 桜も季節を間違えるのだな あわてんぼうだなと思いましたが 桜は一年かけて ピンク色を溜めてお花を咲かせる準備をするので 一度咲いてしまえば春に咲けないのだとか。 桜にとって、大問題です。 そして、半年前にはまだ準備途中だっただろうに よく咲いたものだと不思議に思っていました。 もしかすると その桜のそばには余命宣告を受けた人がいて 来年の桜が見られないと絶望したその人に 人生最後のお花見をプレゼントするために 一肌脱いだのかもしれないと思いました。 優しい桜の木だからこそ起こせた奇跡だ!と ひとり納得しました。 そして、今年も桜が見られたことに感謝しつつ こちらも桜に、身の回りのすべてに そして自分にも優しくありたいと思いました。 良い週末と素敵な1週間をお過ごしください。
