手がひどく荒れてしまい いつもは何も考えずに触っている柔らかいタオルでさえ マジックテープのように繊維が引っ掛かり 血が滲みます。 とげもごつごつもない柔らかい布なのに チクリという痛みが怖くて こわごわびくびく扱うようになり、緊張してしまいます。 いつも黙って働いてくれている手を酷使してしまい クリームを塗ったり、マッサージしたりと いたわることも、ねぎらうことも忘れていました。 少しの手間を惜しんでまだ大丈夫と放置しているうちに 手は頑張り続けて、疲れてしまったのですね。 心の中にもささくれができることがあります。 いつも気を使って、人の都合を優先して 優しい人ほど、心を酷使して 後からどっと疲れてしまいます。 いつも笑って、大丈夫と言っているうちに 知らず知らず心の水分が抜けてカサカサになって ささくれが出来てしまうのでしょう。 そうすると、いつもは聞き流してしまうような 何気ない一言や、時には思いやりの言葉にさえも 柔らかいタオルの繊維のように引っ掛かり 血が出てしまいます。 そして、痛いのが怖くて、傷ついてしまう自分が嫌で 益々心は沈んでしまいます。 ただ、痛みは生きている証拠で SOSの大事なサインです。 そして、ささくれは弱いからではなく むしろ頑張りすぎた証なのですね。 心が乾いたと感じたら、潤いをたっぷり与えましょう。 まずはささくれができるまで頑張った自分に 痛かったねとやさしい言葉をかけてあげましょう。 嫌なことは嫌だ!と言ってみましょう。 無理に笑顔を作るのをやめてみましょう。 まずは血がにじんでいるささくれを優しくガードして 手袋をはめるように、刺激から遠ざけてあげましょう。 自分は大丈夫と思わずに あなたの大切な頑張り屋さんの心を守ってあげると 少しずつ潤いを取り戻して すべすべでピカピカな 元気な心が戻ってくることでしょう。 素敵な週末をお過ごしください♪
