二十四節気では、寒露を迎えました。 あれほどじりじりと照りつけていた日差しも 今は爽やかになり 草木に降りる露が、冷たく感じられるようになりました。 日が短くなると、何となく寂しい気持ちになりますが 木々はこの時期、今までたくさん茂らせた葉を 色とりどりに染めておしゃれをしながらも 惜しげもなく手放し、次への準備を始めているようです。 私たちはつい、増えることを良しとし 減ることを不幸、変わらないことが安心と考えがちです。 何かを失うと、自分まで小さく 時にはみじめになってしまったように感じます。 けれど、木が葉を落とすのは衰えたからではありません。 冬を越え、春にまた芽吹くために 今は必要のないものを手放しているのです。 振り返ってみると、失ったと思っていたものが 自由への思いがけないきっかけになったり だめだ、終わったと思っていたことが 別の場所で活かされることがあります。 落ち葉が土に還り、やがて木を養うように 減ったように見えたものも 自分の中で大切な経験として巡り 必要な時に、また姿を現してくれたのですね。 寒露は、何かを無理に足そうとするよりも 今の自分に本当に必要なものを見極める季節。 身軽になった枝には 次の芽が、もう静かに用意されています。 あなたが今、手放してよいものは何でしょうか。 良い週末と素敵な1週間をお過ごしください♪
