練丹をつくるために必須な水銀は、おもに辰砂しんしゃという石から抽出します この辰砂は鉱物であり、硫化水銀(硫黄と水銀の化合物)のことである 水銀は常温では液体であるが、辰砂は固体なのです。水に溶け、血のように鮮明な朱色をしています。この色が血液を連想させて、不老不死思想へとつながるのです 古代中国では、水銀が不老不死と信じられていました、これを原料に練丹を作っていたと言われています 中国歴代皇帝の多くは水銀中毒作用で、命を落としています 水銀が配合された練丹の服用によるものと推測されるのです 付け加えるならば、当時、練丹を作る研究をしていたのは、仙人を目指し修練をしていた道士と呼ばれる者たちでした 六道
