「もっと頑張らなきゃ(汗」 そんなふうに思うことはありませんか? 私はたくさんの方を鑑てきて、いつも思うことがあります。 「みんな、もう十分に頑張っている。」 ということです。 今の自分を変えたい。 もっと成長したい。 幸せになりたい。 そう思っている人は、何もしていない人ではありません。 必ず何かしらの努力しています。 前に進もうと一生懸命頑張っている人たちです。 それなのに、 「まだ頑張りが足りない。」 と思ってしまう。 どうしてでしょうか? 多くの人は、 子どもの頃から、 テストの点数が悪ければ、 「ちゃんと勉強したの?」 良い結果が出なければ、 「やる気が足りない。」 「もっと頑張れ。」 そんな言葉を何度も聞いて育っています。 だから、いつの間にか、 結果が出ないのは、頑張りが足りないから。 そう信じるようになっています。 でも、本当にそうだったのでしょうか? テストで80点だった子は、本当に頑張っていなかったのでしょうか? 本当に努力が足りなかったのでしょうか? たぶん違います。 頑張っていたんです。 ただ、思うような結果につながらなかっただけ。 それなのに、 結果だけを見て、 「もっと頑張れ。」 と言われ続けると、 子どもはこう思うようになります。 「今の頑張りでは認めてもらえない。」 だから、 もっと頑張る。 もっと頑張る。 もっと頑張る。 でも、不思議なことに、 どれだけ頑張っても安心はできません。 大人になってからも同じです。 もっと働かなきゃ。 もっと勉強しなきゃ。 もっと資格を取らなきゃ。 もっと結果を出さなきゃ。 気づけば、 頑張ることが目的になってしまいます。 そして、疲れ果ててしまう。 私は多くの方のお話を聞いてきましたが、 頑張っていない人には、ほとんど出会わないということです。 むしろ、 頑張りすぎて苦しくなっている人ばかり。 だから私は、 「頑張ってください。」 とは、あまり言いません。 まず伝えたいのは、 「もう十分に頑張っていますよ。」 ということです。 人は頑張ったから変われるのではありません。 安心できた時に、もう一歩前へ進める。 「これだけ頑張ってきたんだ。」 「今の自分でも大丈夫。」 そう思えた時、 人はようやく肩の力を抜いて、 自分らしく歩き始めることができます。 もし今、 「もっと頑張らなきゃ。」 と思っているなら、 少しだけ立ち止まってみてください。 そして、自分にこう声をかけてあげてください。 「今日まで、本当によく頑張ってきたね。」 その一言は、自分を甘やかす言葉ではありません。 次の一歩を踏み出すための、 安心を育てる言葉です。 だから、 今日だけは、 できなかったことではなく、 ここまで頑張ってきた自分を認めてあげてください。 その安心が、 あなたの未来を少しずつ動かしてくれると 私は信じています。
