翔陽です。 いよいよ明日から、 本格的にお引越し作業に入ります。 段ボールに囲まれながら、 「こんなに物あったんや……」 と、すでに若干 途方に暮れております(笑) でも今回の引越し。 私の中では、 ただ荷物をまとめて 新しい家へ移動するだけではないような、 そんな気がしています。 むしろ、 過去の断捨離。 そんな意味の方が 大きいのかもしれません。 引越しをすると、 否応なしに、 ひとつひとつの物と向き合います。 これは持っていく。 これは手放す。 これは…… 「なんでまだ持ってたんやろ?」 みたいなものまで出てきます(笑) そして不思議なのが、 物を整理しているはずなのに、 一緒に、 その物にまつわる記憶まで 出てくること。 あの頃は、 こんなことを考えていたな。 あの時は、 これが大切だったな。 そんなふうに、 これまでの自分と 何度も再会します。 でも、 あの頃の私に必要だったものが、 今の私にも必要とは限りません。 それは物だけではなく、 人との関係も、 考え方も、 我慢していたことも、 自分を守るために 身につけたものも。 その時には必要だった。 その時の私を 支えてくれたものだった。 だから、 過去を否定する必要はなくて、 ただ、 「ここまでありがとう」 と置いていけばいい。 今回の引越しでは、 新しい家へ何を持っていくかより、 何を持っていかないか。 そんなことを 大切にしたいと思っています。 そして、 こうして身の回りのものを 整理しながら、 ふと思ったんです。 もしかすると、 何かを手放したくなったり、 今まで何とも思わなかったものに 違和感を覚えたり、 ずっと続くと思っていた環境が 動き始めたりする時って、 人生が大きく動く前の 前兆なのかもしれないなと。 考えてみれば、 今回の引越しそのものも そうでした。 突然、 今の家を退去することになって、 最初は焦ったけれど、 そのタイミングで、 以前から憧れていたお家が 突然募集に出ました。 何かが終わろうとした時に、 次の扉が開いた。 でも振り返ってみると、 新しい扉が開く前に、 先に、 今までの場所から離れる流れが 始まっていたんですよね。 その時には、 「どうして?」 「なんで今?」 と思っていたことが、 少し先へ進んでみたら、 次へ向かうための きっかけになっていた。 終わりに見えていたものが、 実は始まりの前兆だった。 今回の出来事を通して、 そんなふうにも感じています。 人生が変わる時って、 最初から、 「さぁ、ここから新しい人生ですよ」 なんて、 わかりやすく始まるものでは ないのかもしれません。 むしろ先に、 今までのものが 合わなくなったり、 環境が変わったり、 自分でも理由がわからないまま、 「もう、これはいらないかな」 と思うものが 増えていく。 まだ次の景色は見えなくても、 少しずつ、 今までいた場所から 気持ちが離れ始める。 そんな小さな変化の中に、 次へ進むサインが 隠れていることもあるのだと思います。 だから今回、 荷物を整理しながら、 過去のすべてを 新しい場所へ持っていく必要はないんやなと 改めて思いました。 思い出は、 段ボールに詰めなくても ちゃんと自分の中に残っています。 うれしかったことも、 しんどかったことも、 そこで出会った人も、 その時の自分も。 全部が、 今の私をつくってくれたもの。 過去を手放すことは、 過去をなかったことにすることではなく、 そこから受け取るものを受け取って、 次へ進むこと。 今回の引越しは、 私にとって、 そんな時間になりそうです。 そして、 ここからは大切なお知らせです。 明日からしばらくの間、 引越し作業のため、 いつものように長時間の待機をすることが 難しくなります。 待機時間は、 かなり短くなる予定です。 ただ、 完全にお休みするわけではありません。 荷造りの合間や、 少し時間ができた時には、 ひょこっと待機するつもりです(笑) ですので、 「見つけた!」 という時には、 ぜひ会いに来てくださいませ。 タイミングが合ったら、 それもまたひとつのご縁。 しばらくは少しだけ 神出鬼没になりますが(笑) 新しい暮らしとともに、 私自身も少し身軽になって、 また皆さまと ゆっくりお話しできる時間を 少しずつ増やしていきたいと思っています。 明日から、 荷物と一緒に、 過去も少しずつ整理してきます。 そして、 もし今、 あなたの身の回りでも、 人間関係が変わったり、 環境が動いたり、 今まで大切だったものに なぜか違和感を覚えたり、 急に何かを 整理したくなっているのなら。 それは、 何かを失っているだけでは ないのかもしれません。 人生が次へ動き始める時には、 その前に、 今までのものを手放す流れが やってくることもある。 だから、 もう役目を終えたものには、 「ありがとう」と、 置いていってもいい。 まだ見えていないだけで、 その先ではもう、 新しい景色が 始まろうとしているのかもしれません。 愛と感謝をこめて 翔陽
