今日は少しだけ、時間と命を越えるお話をさせてください。 あなたが今ここに存在している理由。 その“答えのようなもの”に、ほんの少しだけ触れる時間になればと思います。 ◆ 私たちは偶然に生まれてきたのではありません 誰しもが一度はこう思ったことがあるのではないでしょうか。 「なぜ私は、この家に生まれたのだろう?」 「どうして、こんな性格で、こんな恋愛ばかりしてしまうのだろう?」 「もう二度と同じ想いはしたくないのに、また繰り返している……」 それは、**前世から持ち越した“魂のテーマ”**が、 今この人生で“完了しよう”としているサインかもしれません。 ◆ 魂は、選び残したものを取り戻しにくる 霊視の中でよく浮かんでくるのは 「今と似たようなシーン」が、まるで夢の断片のように重なる光景です。 ある女性は、どうしても“人を信じること”ができないと言いました。 その根底には、前世で信じた者に裏切られ、命を絶たれた記憶が視えました。 また別の方は、「幸せになりそうな時ほど、不安になる」と言いました。 その魂には、何度も「愛した人を先に失った記憶」が刻まれていました。 どちらも、現世では“その逆”を体験するチャンスを得ています。 怖れを乗り越えて信じること 守られる愛を受け入れること。 それが、この人生で“選び直す”ということです。 ◆ 前世を知ることは、未来を変えることではありません 霊的な視点での前世鑑定とは 「あなたの今の苦しみに、意味を与える作業」です。 不安や悲しみに“理由”があるとわかった瞬間 人は、安心します。 怒りや絶望の奥に“記憶”があると気づいたとき 魂は、少しずつほどけていくのです。 そしてそこから、初めて人は “ただの繰り返し”ではなく、“選び直す人生”を始めることができます。 ◆ 魂には、使命がある 私は、未来を「予言」するために霊視をしているのではありません。 あなたの魂が、本来持ってきた灯りを思い出すお手伝いをするために、この力を使っています。 あなたが傷ついたのも 誰かを許せなかったのも 愛し方がわからなかったのも すべては「魂が進化しようとした結果」であって 決して失敗や後悔ではないと思っています。 ◆ 最後に── 選び直すことは、決して逃げではないという事を知ってください。 ある方が、こんな言葉を残してくれました。 「あまね先生、私、今の人生がようやく“自分の番”な気がするんです」 そうです。 今世は、あなたの番です。 前世では選べなかったことも 失ったと思っていたものも すべて、もう一度あなたの手の中に戻ってこようとしています。 今度は、誰かのためではなく “あなたの魂のために”選んでください。 私は、その旅の途中で、あなたが迷わないよう、 ひとときの光になれたらと願っています。
