カワセミ。 10余年程前、野鳥の写真撮影にハマりしばしば山に出掛けた。 清流に棲息するカワセミ。 光の当たる角度で実に様々に輝きを変える野鳥、「カワセミ」。 「翡翠」(ひすい)の漢字を当て込むに相応しい正に宝石の様な鳥。 ある時は、山形の河川にまで遠出した。 自らの意思は関係なくその彩りを変化させる。その理由はきっと無い。 人の心も同じだよね。 いつの間にか惹かれたり、遠ざけようとしたり。 その時の気持ち、感情の赴くままカラーを変化させる。 けれど、それでいい。 移ろうことがきっと、心の当たり前なのかも知れない。
