南米に、雨乞いを叶える部族がいると云う。 日照り旱魃(かんばつ)の危機に際し、ダンスにより雨乞いをし実際に雨を降らせるのだと云う。 「必ず降るんだよ。あのダンスをしてると」深妙な表情をしてそう言う友人とその部族のドキュメントを観ていた。 なるほど、来る日も来る日もダンスをしていたある日、唐突に雨が降り出した。 「─な。本当だろう」半ば感嘆した風にこちらを見た友人に、僕も頷き返し、 「分かった」と言った。 友人は俄かに眉間に皺を寄せ不遜な眼差しを向けた後、矢継ぎ早に問い詰めて来た。 雨降らしの術は存在するのか。 答えは明白である。 存在する。 魔術?いや、否。 根拠は? やり方は? それは至って簡潔である。 「雨が降るまで、踊り続ける。」そう応えると友人は目を丸くし、 「─なるほど」と言い軽く唸りを上げた。 降ればいいのだ。 とにかく。 「願い」と同じだ。 叶うまで、願う。 とにかく願う。 叶うまで願うのだから、必ず叶う。 改めて「一念、岩をも通す」。 さ♡ 今日も暮れるまで、僕は願う。 皆さまの真心が成就するまで、間違いなく明日も願う。🙏
