眠れなかった夜を越えても 朝になっても ふとした瞬間に思い出してしまう。 もう前を向こうと思ったのに もう大丈夫だと思ったのに 気づけば、また心があの人に戻っている。 「まだ忘れられない自分は弱いのかな」 「前に進めていないのかな」 そんなふうに 自分を責めてしまう日もありますよね。 でもね 想いが残るのは 未練があるからじゃない。 それだけ あなたが本気で人を大切にできる人だった というだけなんです。 人は 簡単に手放せる恋しかしていない人よりも 深く想った経験がある人のほうが ずっと強い。 忘れられない時間は 立ち止まっている時間じゃありません。 心がちゃんと 整理しようとしている途中なんです。 だから今日は 無理に「次」へ行かなくていい。 無理に「もう終わった」と言わなくていい。 あの人を想ってしまう自分も まだ涙が出てしまう自分も 全部含めて、今のあなた。 そしていつか 思い出しても苦しくなくなる日が来たとき その恋は「傷」ではなく あなたの一部になります。 今はまだ 忘れられなくていい。 ちゃんと想えた自分を 誇っていい。 あなたの心は ちゃんと前に進んでいます。 気づかないほど、静かに。
