幼い頃から、目には見えない世界や「占い」と呼ばれるものに不思議な魅力を感じており、気づけばいつも心のどこかにその存在がありました。 学生時代には、自分が悩んだときに占いに助けられることが多く、友人から相談を受けると、自然と占いの知識を交えて話すようになっていました。 社会人になると、販売のお仕事を通して多くの方と向き合う機会が増え、「その人が抱えている想いや迷い」を読み取る感覚がさらに強くなっていきました。 また、占いを利用するたびに心が軽くなる経験を重ねる中で、「いつか私も、誰かの気持ちにそっと寄り添える存在になれたら」という思いが、静かにですが確かに芽生えていきました。 そんな折、イベントで占い師さんとご一緒する機会があり、偶然のようでいて必然にも思える「占い師」とのご縁が続きました。 思い切って「占い師になるにはどうすればいいのでしょうか？」と尋ねたとき、「あなたならなれますよ。よければ教えましょう。」と声をかけていただいたことが、本格的に学び始めるきっかけとなりました。 その後、四柱推命をはじめとした学びを深めていく中で、「占ってもらう立場」から「占う立場として誰かの力になりたい」という気持ちへと、意識が自然に変わっていきました。 こうして、ご縁に導かれるように占い師としての道が開き、今に至ります。

自分のことを占うことはあります。 四柱推命や九星気学で日々の流れを眺めることもありますが、どの占術よりも大切にしているのは、「自分の内側にふっと立ち上がる感覚」を見失わないことです。 気になるときは霊感タロットにも軽く目を通しますが、その象徴がどんな「気配」として届くのかを感じ取りながら、今どちらへ流れが向いているのかを静かに見ています。 無理に答えを決めるというよりも、自然と「こちらへ進むんだろうな」と心の奥でそっと輪郭が浮かぶ瞬間があって、その感覚を大切にしています。

恋愛全般のご相談を多くいただきますが、なかでも、複雑になりやすい関係や、思いが絡まりやすい恋愛を丁寧に読み解くことを得意としています。 「どうしてこうなってしまうのか」 「同じことを繰り返してしまうのはなぜか」 その人が抱えているパターンや心の動きには、必ず「理由」があります。 そこを紐解きながら、進むべき方向を一緒に整えていくイメージです。 復縁や片想いの成就、結婚へ向けたご相談もよくいただきますが、ご相談者様の想いが実る瞬間に立ち会えることは、私にとっても本当に嬉しいことです。 恋愛は、ときに終わりが見えない迷路のように感じられるもの。そんな時こそ、今どこに立っているのか、そしてどちらへ向かうと流れが変わるのかをそっと照らす役割ができたらと思っています。

「本当はどうしたいか」は心の奥でわかっているのに、あと一歩が踏み出せないときがありますよね。 伊叶（いと）の鑑定は、そんなときに「その判断で大丈夫」「進んでいいよ」と、自分の中にすでにある答えをそっと浮かび上がらせたい方におすすめです。 迷いが深くなるほど、物事の「流れ」や「気配」は見えづらくなりますが、視点をひとつ変えるだけで、ふっと霧が晴れるように進む方向が輪郭を持ちはじめる瞬間があります。 そのタイミングや流れの転換点を敏感にとらえながら、本来進みたい方向へと、無理なく歩き出せる状態に整えていく鑑定を心がけています。 心のどこかで「もう一度進んでみよう」と思えるようになる、その瞬間をご一緒できたら嬉しいです。

私は、どんな状況の中にも必ず「光」があると考えています。 状況が揺れていても、見えづらくなっていても、小さくても確かに存在しているその光にそっと目を向け、そこから道を見つけていくことを大切にしています。 「ここに光がある」と感じられる一点さえ見つかれば、もう一度前へ進む力を取り戻せると信じています。

生年月日がなくても大丈夫です。 生年月日がある場合は、より深い層まで視えやすくなる部分はありますが、なくても問題はありません。 下のお名前を教えていただけると、お話の中から伝わってくる雰囲気や気配をつかみやすくなり、今どんな状態にいるのか、お二人の関係がどちらへ向かおうとしているのかをより丁寧に読み取っていくことができます。

お声を聞いた瞬間は不安でいっぱいだったご相談者様が、鑑定の終わりにはふっと明るい声に変わっていく。 その変化に触れられるたび、占い師になってよかったと感じます。 「先生と話すとホッとする」 「つい電話したくなるんです」 そんなお言葉をいただくことがあり、まるでお茶をしに来たような感覚で気軽に頼ってもらえることがとても嬉しいです。 しんどさを抱えて電話をかけてこられた方が、鑑定を通して少しずつ元気を取り戻し、「また頑張れそうです」と声のトーンまで変わっていく瞬間は、いつも胸に残ります。 「また先生に話したくて電話しました」と言っていただけることも、とても心に響きます。 再びつながれるご縁に触れた瞬間、占い師としての幸せを強く感じます。 前へ進もうとするその瞬間に、そっと寄り添い、歩き出す力が戻るのを感じられることが一番のやりがいです。