「苦難福門(くなんふくもん)」 ― 苦しみの先にこそ魂の成長と福がある ― 先日、とても印象深いご報告をいただきました。私の鑑定の場合、明確に伝わってくる(普段の私には全く思いつかない)きつい言葉を授かることがあるので、私の言葉ではない旨ご理解頂いて、そのまま伝言させて頂くことがあります。 なかなかの内容だったので、如何だったかと気に留めていましたが音沙汰なしで、気になりつつも記憶が薄れそうになりかけたタイミングで、ご報告を頂戴しました。 拝聴して安堵したこともあり、こちらにご報告することに致しました。 ご本人様のご了承をいただきましたので、皆さまにもシェアさせていただきます。 鑑定をしていると時折、 「なぜこんなに苦しいのでしょう」 「どうして私ばかり試練が続くのでしょう」 そんなお声をいただくことがあります。 けれど人生を長く見ていると、不思議なことに気づかされます。 後になって振り返ると、 あの苦しみがあったから今がある。 あの失敗があったから出会えた。 あの別れがあったから本当の愛を知った。 そう語られる方が少なくないのです。 今回ご報告くださった方も、長い停滞の中にいらっしゃいました。 願いが叶わない。 進みそうで進まない。 期待しては落胆する。 そんな時間が続いていたのです。 しかし、ある時から流れが変わり始めました。 何が変わったのか。 現実より先に、ご本人の内側が変わったのです。 お相手を変えようとすることを手放し、 結果への執着を少しずつ緩め、 自分自身の人生へ意識を戻し始めました。 すると不思議なことに、 止まっていたご縁が動き始めたのです。 東洋には 「苦難福門」 という言葉があります。 苦難は不幸ではなく、 福が入ってくる門である。 という意味です。 私たちは苦しい時、 どうしても目の前の出来事だけを見てしまいます。 けれど魂の視点から見ると、 その出来事は人生をより良い方向へ導くための調整期間であることも少なくありません。 苦しみは罰ではない。 終わりでもない。 新しい扉が開く前触れなのかもしれません。 もし今、皆さまの中にも停滞や不安があるなら、 焦らなくて大丈夫です。 人生には見えない準備期間があります。 花が咲く前に根を張るように、 魂にも開花の前の時間があります。 苦難福門。 今の苦しみが、未来の幸せへ続く入り口でありますように。 そして皆さまの人生に、 必要なタイミングで最善のご縁が訪れますように。 唯耀(ゆいせ)
