今日の空を、見上げましたか。 今日の六曜は「仏滅」。 そして十二直は「危(あやぶ)」。 文字だけを見ると、少し不安になるような組み合わせです。 恋愛でも。 仕事でも。 人間関係でも。 何となく心が落ち着かなかったり、 不安になったりする方もいらっしゃるかもしれません。 けれど、今日はそれだけの日ではありません。 実は今日は、 「天恩日」 「神吉日」 という、とても優しい吉日も重なっています。 天恩日は、天からの恩恵が降り注ぐ日。 神吉日は、神様とのご縁が深まりやすい日。 つまり今日は、 「危うさ」と「守られている安心感」 が同時に存在する日なのです。 人生にも、そんな時があります。 不安なのに、なぜか進むべき道は見えている。 怖いのに、どこかで大丈夫だと感じている。 今日の暦は、そんな心の状態を映しているように感じます。 七十二候は「梅子黄(うめのみきばむ)」。 梅の実が少しずつ黄色く色づいていく頃です。 青い実はまだ固くて酸っぱい。 人前に出せるような完成された姿ではありません。 でも、だからといって価値がないわけではありません。 むしろ、熟す途中だからこそ大切な時間があります。 最近、こんなことはありませんか。 本当は泣きたいのに我慢してしまう。 本当は寂しいのに平気なふりをする。 本当は苦しいのに「大丈夫」と言ってしまう。 その優しさは素晴らしいものです。 けれど、ずっと続けていると、自分の感情がわからなくなってしまいます。 感情のブロックは、弱い人が作るものではありません。 むしろ、頑張ってきた人ほど作りやすいものです。 泣いたら迷惑をかけると思った。 怒ったら嫌われると思った。 本音を言ったら傷つくと思った。 だから自分を守るために、少しずつ感情に蓋をしてきた。 それは間違いではありません。 その時のあなたには必要なことだったのだと思います。 でも今日という日は、 その蓋をほんの少しだけ緩めてみる日かもしれません。 仏滅は終わりの日ではありません。 不要なものを手放し、新しい流れを迎えるためのリセットの日です。 危の日も、恐れる日ではありません。 慎重に、自分の心と向き合う日です。 苦しんでいる人ほど優しい。 傷ついた人ほど、人の痛みがわかる。 だから今の苦しみは、あなたの弱さの証明ではありません。 優しさの証です。 今日は無理に元気にならなくて大丈夫。 「なんだかしんどいな」 その一言だけでも十分です。 守られている今日だからこそ、 我慢してきた感情に少しだけ名前をつけてあげてください。 その瞬間から、心は少しずつ軽くなっていきます。 もし一人で抱えきれない時は、お話を聞かせてください。 あなたの言葉を、否定せずに受け止めます。 今日もあなたの心に、光が灯りますように。 深翔(はると)
