こんにちは。深翔(はると)です。 突然ですが…… 地獄の鬼も、今日はお休みです。 「え?どういうこと?」 そう思いますよね。 実は今日、7月16日は「閻魔詣で(えんまもうで)」。 昔の人は、この日を「地獄の釜の蓋が開く日」 と呼んでいました。 閻魔様も、鬼たちも、この日だけは仕事を休み、 亡者たちも責め苦から解放される。 つまり……地獄ですら、今日はブラック企業じゃない日。 なんだか昔の人の発想って、面白いですよね。 そして今日はもう一つ。 「藪入り(やぶいり)」の日でもあります。 江戸時代、商家などに住み込みで働く奉公人には、 一年にたった二日しか休みがありませんでした。 その貴重な休日が、今日。 奉公人たちは、小遣いや着物を持たせてもらい、 待ちわびていた実家へ帰ります。 家族は、「よく帰ってきたね。」と迎え、 一緒にご飯を食べ、ゆっくり話をしたそうです。 一年でたった二日。 だからこそ、その時間は何より大切だったのでしょう。 ところで、地獄の鬼も休んでいるのに、あなたはまだ頑張りますか? 「私がやらなきゃ。」 「迷惑をかけたくない。」 「もう少し頑張れば大丈夫。」 そんなふうに、自分を励ましながら今日まで歩いてきた人も多いと思います。 恋愛でも。 仕事でも。 家庭でも。 本当は疲れているのに、 「大丈夫。」と笑ってしまう。 でも、今日は違います。 今日の暦は、友引。 喜びを分かち合い、ご縁をつなぐ日。 十二直「成」。 努力が実り始める日。 神吉日。 神様がそっと背中を押してくれる日。 そして、閻魔様まで休む日。 今日は、 「頑張る日」ではなく、 「頑張ってきた自分を労う日」 なのかもしれません。 最近、「しんどい。」 そう言えていますか? 誰かに話せていますか? 「こんなことで弱音を吐いちゃダメ。」 そう思っていませんか? 苦しんできた人ほど、人に優しいんです。 傷ついたことがある人ほど、人の痛みがわかるんです。 だから疲れるのは、弱いからじゃありません。 優しすぎるから。 それだけなんです。 今日は、少し荷物を下ろしましょう。 全部じゃなくていい。 ほんの少しでいい。 温かいお茶を飲む。 好きな音楽を聴く。 空を見上げる。 「今日は何もしない。」 そんな時間があってもいいんです。 鬼も休む日なんですから。 今夜は、お盆の送り火が灯ります。 ご先祖様はきっと、 「よく頑張ったね。」 そう微笑みながら見守ってくれているはずです。 だから今日は、自分にも同じ言葉をかけてあげてください。 「今日まで、本当によく頑張ったね。」 その一言だけで、心は少し軽くなります。 そして不思議なことに、 人は力を抜いたときほど、運も流れ始めるものです。 地獄の鬼も今日は休み。 だから、あなたも少しだけ休みませんか。 明日はまた、歩き出せばいい。 今日は笑って、深呼吸して、自分を許す日。 そんな一日になりますように。 あなたの心に、小さな光が灯りますように。 深翔(はると)
