白狐:あれ?何かな? 赤い糸が落ちてる。 青龍:おお、これは運命の赤い糸かもしれぬのう。 白狐:え?これ、運命の人と繋がってるの? じゃあ、僕の薬指に結んでおこう! 女神:駄目ですよ。 誰の赤い糸か判らないのに勝手に結んでは。 白狐:僕の目の前に落ちてたんだから、 僕のに決まってるよ! 女神:本当の赤い糸は気づいた時には 自然に結ばれているもの。 だから、その糸は違います。 白狐:そんなことないよ。 よし、誰に繋がってるのか引っ張ってみよう! 青龍:いや、まてまて。 ちゃんと確かめてから・・・ 白狐:うんしょ、うんしょ! 老狐:誰じゃ、わしの赤いちゃんちゃんこの 裾を引っ張るのは。 こんなにほどけてしまったではないか。 白狐:ごめんなさい、おじいちゃん。 女神:運命だと思い込む前に、良く確かめましょうね。 目の前にあるものが、必ずしも自分の求めている ものとは限りませんから。
