実は、もともと占いには全く興味がなく、むしろ少し懐疑的でした。 しかし、マッサージ師として働く中で、悩みを抱えたお客様の話を聞くうちに、自然と「心」の部分にも触れることが増えていきました。 不思議なことに、私のお客様には多くの現役の占い師さんがいらして、「あなたには不思議な力がある」と言われることが何度もありました。 お客様の中に、とても有名な先生もいらして、 その先生に「あなたは素戔嗚尊の力が宿っている」「伊勢神宮に行きなさい」と導かれるようなお言葉をいただきました。 その言葉に背中を押され、実際に伊勢神宮に向かった時、雨が降っているのに、祭壇の前に立った瞬間、自分がいる空間だけがパッと晴れたり、その後に訪れた朽ちかけた神社で突然太鼓の音が鳴り響いたり、首が熱くなるなどの不思議な現象を体感しました。 そして、思い切ってその伊勢神宮へと導いていただいた先生に弟子入りをお願いし、本格的に占いの世界に入りました。 とはいえ、修行を始めたばかりのころは、3年〜5年経ってもなかなか力が開花せず、正直、心が折れそうになることもありました。 それでも「せっかく授かった特別な力を無駄にしたくない」「なんとしても力をしっかりと開花させたい」という思いで、修行を続けてきました。 そして修行や経験を積む中で、自分でも試しに「縁結び」をしてみたことがありました。 すると、そのご縁が実際に叶い、「ご縁は本当に結ばれるんだ」ということを自分の体験として実感できました。 その経験をきっかけに、ご縁を結ぶ、または切る力も少しずつ強くなり、ようやく一人前の占い師として自信が持てるようになりました。