この地球のあなたの今存在する場所。 時間、空間、人間関係。 家族、職場、道端、あなたの家、お気に入りの場所、そうでもない時間。 肉体と感情と思考というコントロールもできない、化学でさえもまだはっきりとは示すことに成功していない器の中に魂はいつもおさまっていて、一生出ることはできなくて、 そこに過去とか未来とかいう概念も複雑に絡み合って、そしてこの"今"があります。 わたしがいてあなたがいる。 あなたがいてどうにも頭から離れない魂のつながりのお相手がいます。 その方が何を考えているのか見当がつかないから覗きたくなるのですよね、 そうやって私たちはお互いを探り合い覗き合い確かめたくなってしまうのはなぜなのでしょう。 本当の真実について完璧に理解し分かりあうことなどできない、と、潜在意識の自分自身はとうの昔に知っているのに、どうしても知りたくなってしまうのはどうしてなのでしょう。 それは、私たちがこの器を持って生まれてくる前には、それぞれが皆つながっていてひとつだった、その魂のエネルギーが持っている記憶が染み付いているからかもしれません。 …強く結びつきたいと願う魂の本能。 全ての答えを知りたいと、そのために動いてしまう魂の衝動のような、好奇心のような働きなのかもしれません。 この地球での時間が終わる時、つまり自分の人生が終わりを告げ、この体を抜けて宇宙に帰るときですが、私たちは思い出します。 この地球に来るときに決めてきたこと。 約束してきた事。 蓋を開けてみたらきっと答えがわかることでしょうね。 全て人生をやりきり、この器を自然界に返しこの地球を去るその瞬間、なんとなく生きている時にもわかっていたことだったけど、その答えが分かりはっきりとふに落ちて、そして絶対的な確信の元、またその先の終わりのない魂の目的地を目指すのでしょう。 それは、次の次元。 全く想像も、及ばないような場所。 そうでなければつまらないのですよね、 肉体を持たない時の私たちはとても退屈なのかもしれません。 神様が、この宇宙を作った理由としては寂しかったから、そのようにおっしゃられますが、 私たちが肉体を持って、この地球に生まれてきているのはただ存在するだけでは退屈だからかもしれませんよね。 この世界はより複雑により多様的に進化し続けているように見えます。 そして、あなたと一緒に成長するお相手の魂はお互いに鏡の役割をしているように見えますね。 冒頭にあなたのいる場所、"今この瞬間"と書きましたが、実は過去も未来も生きた経験は一度もなく、私たちは今現在しか生きることはできないし、この人生100年時代の今、先人の知恵をお借りしながら生きたままで人生を何度でもやり直せる時代に、あなたもそのお相手も同じ時間を共有していて同じ今を生きている。 そのことそのものがものすごい宇宙の奇跡なのに、そのことをわかっていないのはもったいないことかもしれません。 表面に現れている、目に見えるつながりだけを求めてしまうのには色々と理由があるのでしょう。 豊かな、魂の個性や性質、組合せなどにヒントと意味がありそうです。 本当に興味深いことです。 全く見えないお相手の感情や感覚、考えを理解しようとするときに、不思議と自分自身がはっきりと浮き彫りになっていることに気がつきますか。 相手の愛情を確かめたいとき、あなたは、自分の愛しかたについて突きつけられていることに気がつくことでしょう。 そうやって、私たちは古い皮を脱ぎ捨てて一回り大きくなった肉体を手に入れるのかもしれません。 人間とは、完璧な生き物では全くなく、 むしろ、完璧とは程遠い不完全な存在で その不完全さが美しく 神様が作りたかった世界なのでしょうね。 心地の良い世界、美しい個性豊かな鏡をたくさん自分の周りに置いて、どうかなりたい自分になりましょう。 そうやって魂を磨いていきましょうね。 命短し恋せよ、乙女・うずめ(^-^)笑
